退職手続きの流れ 2/3

お金・投資

【2017年12月末】ブタ部長からの呼び出し

ブタ課長に退職の意思を伝えた後1週間ほどで、

ブタ部長とブタ本部長の摺り合わせが終わったらしく、

ブタ部長から呼び出しがかかりました。

内容は、

  • 2018年1月末でブタ課長と話をしたと思うが、なんとか2月末までいてほしい。
  • お前が会社にいる間は部下なんだから、退職するまできっちり仕事してもらう。

ということでした。

1月末を2月末に伸ばす明確な理由はありませんでした。

ただ単に仕事を投げやすい若手男性社員を1日でも長く配下に置いてこき使いたいだけ、

そう私には感じました。

ブタ部長の事は尊敬していたのですが、その後も

「3月以降に1日だけ会合に出席してほしいんだけど来れるか?」

「辞めたって電話は繋がるようにしとけよ」

等いろいろ言っては圧力をかけてきました。

…まぁ、そうはいっても、目指すは「円満退社」です。(笑)

それくらいのことは甘んじて受け入れました。

会社の立場になって考えてみれば、

右も左も分からなかった新人の時代から給与を与え、

研修や資格取得補助、制服や交通費にもお金を費やし、

やっと仕事が回せるようになってきた駒を失うのですから。

それを頭に入れた上で、感謝と謙虚さは忘れずに、手続きを進めましょう。

退職を表明すると、社内の人間の人となりが見えてきます。

今まで優しく接してくれた先輩が手のひらを返したように敵意をむき出しにしたり、

全く仲良くなかったおじさんが「頑張れよ」と声をかけてくれたり。

組織の人間関係がどれだけ希薄なものか、身に染みて感じました。

【2018年1月中旬】退職願の提出

いよいよ開発本部側のスケジュールも固まり、開発本部長から総務部への報告が済んだところで、

退職願の提出です。

会社によってはフォーマットがあるようですが、

㈱ブタにはありませんでしたので、web上にある書式を真似して作成しましょう。

作成したら、こちらもブタ課長(直属の上司)に提出します。

一点、私が疑問に思ったのは「退職の日付」です。

退職願には、「○月×日を以て退職いたしたく…」みたいなことを書きます。

当たり前ですがこの日付は、最終出勤日ではなく、私が㈱ブタに在籍する最終日の日付です。

すなわち、「最終出勤日以後に有給を使いきった日」の日付を書くことになります。

有給が何日残ってるか分からないんだけど…どうしたらいいの?

退職が決まったところで確認しておくと良いですが、

どうしても分からない方は迷わず総務の担当者に相談しましょう。

また、退職願はあくまで意思表明であって、絶対的な書類ではありません。

1日、2日ずれていてもそこは総務がつじつまを合わせてくれます。

私も数日ずれていましたが、上司が代わりに申請を上げてくれました、深謝。

もし退職に当たりいわゆる「有給消化」をさせてもらえない場合、会社側の違法行為に当たりますので労基に相談しましょう。

有給休暇は労働基準法第39条によって保証されているので、基本的に会社は有給申請を拒否することはできません。

いくら「円満退社」と言っても違法行為に従う必要はありません。

(参考)https://doda.jp/careercompass/compassnews/20150105-11357.html

また、このタイミングで、ブタ課長の計らいで課の方々を一同に集めて頂き退職の報告をしました。

申し訳なさで胸が張り裂けそうでしたが、みんな「気づいてたよん^^」て感じで、

「引き継ぎスケジュール決めようぜ~」と受け入れてくれました。

同僚のことはみんな好きだったのですが、

改めて、こんないい人たちと仕事が出来て幸せだったな、と感じました。

【2018年1月中旬~2月末】引き継ぎ、身辺整理

同僚に退職の事を伝え、LOVEが持っている案件の新担当をブタ課長とブタ部長が決めてくれました。ここまでくると、あとは皆さんの想像しやすい部分だと思います。

私の場合は、主に以下のタスクをしました。

  • 新担当に機械の使い方や実験の仕方を教える
  • 不要なサンプルや書類を廃棄し、必要なものを整理整頓する
  • 他部署の方や得意先に、退職のことを伝えて新担当に引き継ぐ
  • PC内のフォルダを整理
  • 引き継ぎ書の作成

このあたりは、勤務体系によってまちまちだと思います。

ここから次回へ続きます。

いよいよお待ちかねの、【事務手続き】についてです。

次回へ続く→

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