出勤時の服装問題
スーツに革靴とか拷問ですか
私は公認会計士の仕事をしていますが、仕事柄クライアントの会社に行くことも多くあり、服装には気を使います。だらしない恰好をしていたら、会計監査という重要な仕事を任せようとは思いませんもんね。ですからかっちりとスーツを着て、革靴を履いて出勤しています。
ですが、Yシャツやスーツ、革靴ってあまりストレッチしない素材で出来ているため、少々不自由感がありますよね。巨人の星の星飛雄馬みたいに全身に大リーグボール養成ギブスをつけられているような…。これは現代の拷問に近い。
スニーカーで通勤したい
その中でも靴に着目すると、やはりスニーカーで出勤出来たら最高ですよね!長時間歩いていても疲れにくいですし、締め付け感も革靴ほどなくて足も痛くならない。
ですが、やはりスーツにスニーカーというのは、ビジネス上ではマナー違反になってしまいます。私個人としてはマナーとかどっちでもいーじゃん^^という思想なのですが、マナーというのは他人が決めることです。他人がどう思うかが大切なのです。上司やクライアントが見て不快に感じたり違和感を覚えるような服装は避けなければなりません。
そこで私は色々と探しました。真っ黒のスニーカー、革で出来たウォーキングシューズなど、ぱっと見だとなんとなくスーツにも合いそうですが、やはり形や素材感がスニーカーっぽいので、近くでみるとバレバレです。
そして数か月にわたり色々と調べたり靴屋さんを巡ってたどり着いたのが、「texy luxe(テクシーリュクス)」でした!
テクシーリュクスとは?
テクシーリュクスとは?
テクシーリュクスとは、スポーツ用品やスニーカーで有名なアシックスが製造している革靴です。公式HPには下記の様に書かれています。
『 texcy luxe (テクシーリュクス) 』は本革使用の本格ビジネスシューズなのに、スニーカーのような履き心地の快適紳士靴です。
実際に見てもらえれば分かると思いますが、見た目は本当に革靴です。色々と調べた中で、「ビジネスでもギリ使えそうな革靴っぽい靴」というのは多くありますが、テクシーリュクスに関してはれっきとしたビジネスシューズです。シーンによってデザインに気を付ける必要はありますが、ビジネスの場で履く革靴として問題は無いと思います。
どこで売ってるの?
オンラインでは、アシックスの公式オンラインサイトやAmazon等で買うことが出来ます。ですが、できれば実物を目で見てから買いたいですよね。私もそう思い、色々と訪ねてみましたが、店頭で実物を売っているお店はあまり多くない印象でした。ABCマートなど大手靴量販店ではほとんど置いてなかったです。
私が店頭で発見できたのは「イトーヨーカドー直営店舗の靴コーナー」と「ミスターマックス」でした。靴を買いに行く目的で上記のようなお店に行くことはあまり無いと思うので意外かもしれませんが、もしお買い物で立ち寄った際は靴コーナーに行ってみると出会えるかもしれません。
参考までに、公式サイトの取扱店舗はこちらになります。
※取扱い商品や在庫状況は店舗により異なりますので、詳しくは各店舗にてご確認お願いします。
実際に使ってみた感想
私が買ったテクシーリュクス
私は下記2足のテクシーリュクスを買いました!
何を買うか迷ったら、とりあえずTU-7774を買うことがおすすめです!TU-7774は「内羽根式」「ストレートチップ」という特徴がありますが、こちらの意味合いとしては下記の通りになります。
(内羽根式):「オックスフォード」ともいわれ、羽根が甲の中に入り込んでいるタイプのこと。冠婚葬祭や格式の高いシーンでは内羽根式の革靴を選ぶのが一般的です。
(外羽根式):「ダービー」とも呼ばれ、羽根が甲の外に出ているタイプのこと。内羽根式に比べて、ややカジュアルな印象です。1.ストレートチップ
【 フォーマル度 ★★★★★ 】ま先部に横一文字に縫い目が走るデザインが特徴。革靴の中では最も格式の高いデザインの一つで、別名「キャップトゥ」 とも呼ばれます。ビジネスシーンはもちろん、冠婚葬祭でも好印象を与えます。
【完全保存版】「革靴の選び方」シーン別おすすめコーディネートもご紹介!! | 三越伊勢丹オンラインストア【公式】 | 三越伊勢丹オンラインストア・通販【公式】 (mistore.jp)
上記より、革靴の中で最もフォーマルなタイプになりますので、これを履いていてビジネスシーンで文句を言われることは無いでしょう。
また、ローファー(TU-7775)については少々カジュアル度が上がりますが、私は夏場のクールビズで軽やかな印象を与える目的で取り入れています。クライアントと会う予定の無い日には、ポロシャツにローファーのスタイルが動きやすくていいですね!
ちなみに画像で靴に入れているのは、木製のシューキーパーです。革靴は光沢のある素材であるため履きジワが目立ちやすいので、シューキーパーを入れてシワを伸ばし靴本来の形を保つことでより長くキレイに使うことが出来ます。また、安価なプラスチック製でも最低限は良いと思いますが、やはり靴の水分を取ってくれる木製がオススメです。写真のモノは今は売っていないため、参考までに私が最近買って使っているシューキーパーはこちらです。
他の革靴との比較
下記の写真を見てください。左がテクシ-リュクスで、右が普通の革靴です。見比べると次のような違いがあること分かります。
- 内側のクッションが分厚い→かかと回りの内側を見てもらうと、テクシーリュクスの方が分厚くなっていることが解ります。このあたりがスニーカーのような履き心地を実現していると考えられます。
- 横幅が広い→足の甲で比較するとテクシーリュクスの方が足幅が広くなっていることが解ります。そのため日本人に多いと言われる「足広」にもフィットします。そのため個人的には選ぶ際の注意点として、ワンサイズ小さめを選ぶことがオススメです。私は普段28cmの靴を履いておりまして、写真右の革靴は28cmですが、写真左のテクシーリュクスは27cmです。Amazonの”Try before you buy”を利用するなど必ず実際に履いてから決めましょう。
実際に履いてみて感じたこと
上記のストレートチップの方(TU-7774)は3年近く履いていますが、やはり他の革靴と比べると履き心地が非常に良いという印象です。さすがにスニーカーと比較してしまうと、革素材の硬さやドレスシューズ特有の形等の影響で履き心地がスニーカーより良いということは無いですが、それでも革靴の中では断トツに履き心地が良いです。
私は朝ギリギリで家を出るタイプなので駅まで走っていくことも多いのですが、テクシーリュクスならフツーに走れます(笑)。
ただ、耐久性はそこまで高くないです、1年くらい履いているとソールの溝が無くなってきます。倹約家の私は靴底がすり減ってきたらShoe Gooという靴補修材で手直ししながら履いています。下記画像の白っぽくなっている部分が補修部分です。
しかしそもそもテクシーリュクス自体安価ですので、消耗品と割り切ってアグレッシブに使った方が仕事の効率も上がるのではないでしょうか。
まとめ
今日の記事のまとめです。
- ビジネスシーンでも履ける、まるでスニーカーみたいな革靴。その名は「texy luxe」
- 実物を見たい方は「靴屋さん」よりも「量販店の靴コーナー」の方が出会える可能性が高いかも
- 迷ったら「TU-7774」買っとけばOK!サイズ感は少し小さめがオススメ。必ず履いて確認しよう。
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