ドラム式洗濯機が欲しい!!
…と思っている人は多いのではないでしょうか?
以前、「ドラム式洗濯機」という家電に興味を持って、購入を検討しました。最も興味を持ったのは、「洗濯」という家事が非常に簡便に、かつ時短になるという点です。
大前提として、私は家事が大嫌いです(笑)ちなみに嫁は私よりも数ランク上の家事嫌いのランカーさんで、たまの休日に私が掃除をしていると「LOVEは家事好きなんだね^^綺麗にしてくれて助かるわ^^」と褒めてくれますが、好きでやってるわけではありませんwホコリだらけゴミだらけの部屋で毎日暮らすよりは、家事という苦行の方がまだマシという発想です。
というわけで、快適に暮らすためには必須の「家事」をいかに簡単に、いかに時短に遂行するか、というのは私の人生の命題の一つになっています。そこで目を付けたのが、ドラム式洗濯機でした。
ドラム式洗濯機とは?
多くのドラム式洗濯機は乾燥機能が付いており、スイッチ一つで全自動で汚れた衣類が綺麗にかつ乾燥されてすぐ着られる状態になります。更に上位機種には洗剤や柔軟剤の自動投入機能も搭載されており、意外と面倒な、毎回決められた量を計って洗剤を投入するという手間も省けます。
以上を含めて、私が考える、縦型洗濯機と比較した場合のドラム式洗濯機のメリットは以下の通りです。
- 洗濯から乾燥までを全自動で行ってくれる
- 縦型洗濯機と比較して節水になる
- 洗濯物の投入、取り出しが楽
- 見た目がスタイリッシュ
なお、補足ですが、縦型洗濯機にも乾燥機能が付いたモデルがあります。しかし乾燥機能付きの縦型洗濯機は「ヒーター式」という乾燥方式のものがほとんどです。また縦型洗濯機の場合は洗濯槽が回転しても衣類が底にかたまりになったままであること等、その他の要因も重なって乾きムラ(乾ききっていない部分)が生じたり、しわが寄りやすい等のデメリットがあり、電気屋の店員さんにも相談しましたが、正直乾燥機としては満足な結果は得られないというのが現状です。
洗濯機の乾燥方法など詳しい情報は、メーカーHPをご参照ください。
いざドラム式洗濯機を購入!…しかし
当時治験バイトで生計を立てていたため、入院しながら一日中ドラム式洗濯機について調査をし、コスパが最もよさそうな機種を見繕いました。そして退院後、お目当ての機種を購入しました。モデルチェンジの直前期で型落ち品の価格が下がる時期で、しかも在庫が店頭に展示されていた新古品のみであり、初値の半額くらいで購入できたことを覚えています。ちなみに私が購入したのはHITACHI「ビッグドラム」の最上位機種です。契約書にサイン及び支払いを済ませ、わくわくしながら搬入の日を待ちました。
しかし!事前の下見の日、配達員さんから言われた衝撃の言葉。。
——–この洗濯機置き場には入りませんね。
いやいや、そんなはずはない!ちゃんと大きさ計ってギリギリ洗濯機置き場のスペース(いわゆる防水パン)に収まること確認したはず!…と思っていたのですが、よくよく話を聞いてみると洗濯機の底は収まっても、壁から飛び出している蛇口にぶつかってしまい、どうしても入らないとのことでした。
この瞬間、私の「ドラム式洗濯機で家事を楽チンに、時短に♪」計画は音を立てて崩れ去ったのでした。
それでも諦めない!俺は家事が嫌いだ!!
ドラム式洗濯機は欲しいけど、スペースが足りなくて置けない。そんな悩みを抱えている方は意外と多いのではないでしょうか。防水パンの大きさが足りない、搬入経路が狭くて運べない等、実はその価格以上にそもそも物理的に置くこと自体に高いハードルがあるのです。
やっぱりここまで来たら諦めきれません。もうパンツも肌着も1枚1枚物干し竿に干すのは嫌なんです、面倒くさいんです。私は更に調べました。その結果考え付いた方法は次の4つです。
①より小型のドラム式洗濯機を買う
②ドラム式洗濯機をベランダに置く
③縦型の乾燥機付き洗濯機を買う
④独立の乾燥機を買う
それぞれについて解説していきます。
①より小型のドラム式洗濯機を買う
真っ先に思い付いたのがこれでした。最上位機が入らないなら、小さいやつ買えばいいんだー^^…と思ったのですが、下見の時に配達員さんに確認したところ、小さいやつも入りませんでしたw
②ドラム式洗濯機をベランダに置く
次に思い付いたのが、洗濯機置き場ではなくベランダに置くという選択肢。私がドラム式洗濯機を購入検討していた当時住んでいたマンションは、建設当初はベランダに洗濯機を置くことを想定していたらしく、ベランダに洗濯機用の蛇口が付いており、ベランダへの設置が可能でした。ベランダであれば広さも十分であり、これなら行けるのではと思い、電気屋さんに相談に行きました。
しかし結論から言うとベランダへの設置は下記のデメリットがあるためオススメは出来ないと言われ、私も断念しました。
- 雨風にさらされることになるため、耐久性が非常に落ちる
- ドラム式洗濯機は精密機械であるため、空気中の汚れや生き物の影響で壊れる可能性が高い
- 製品保証がきかない可能性が高い
この時点で、私のドラム式洗濯機を買うという夢はついえました。。以前某Youtuberがドラム式洗濯機を勧める動画内で、「ドラム式洗濯機が設置できない家にお住まいの方は、すぐドラム式を設置できる家に引っ越しましょう!」て言っていて、合理的だとは思いましたがそんな簡単に引っ越しなんて出来ないですw
ドラム式洗濯機の購入を諦めたLOVE…しかしここで考えました、私は目的をすり替えてしまっていたのではないか?元々は「洗濯という家事を楽にする」ということが目的だったはずだ、いつの間にか「ドラム式洗濯機を設置する」ことが目的にすり替わっていました。家事を楽にするためであれば、必ずしもドラム式でなくてもよいはず。
ということで検討したのが③④の選択肢です。
③縦型の乾燥機付き洗濯機を買う
ドラム式洗濯機の購入を諦めた後で初めて知ったのですが、縦型洗濯機にも乾燥機能が付いているものがあるのです!以前から、洗濯槽をぐるぐる回して自然乾燥させる「風乾燥」みたいな機能は使っていましたが、ヒーターを搭載してヒーター乾燥させる縦型洗濯機があるとは知りませんでした。
しかし冒頭にも書いた通り、縦型洗濯機の乾燥機能はドラム式洗濯機と比較しても劣っており、いわゆるみんなが想像する「乾燥機」に掛けた後のような仕上がりにはなりません。自分で確かめたことは無いのですが、乾燥機能付きの縦型洗濯機を実際に使っているという電気屋の店員さんにも(乾燥機能を重視しているのであれば)正直におすすめしないと言われたので間違いはないと思います。なのでこの選択肢も却下となりました。
④独立の乾燥機を買う
私に残された最後の選択肢です。よくビジネスホテルのランドリールームにあるような、縦型洗濯機の上に乾燥機を置くイメージです。私は正直思いました、「結局洗濯が終わった後、手作業で乾燥機に入れなきゃいけないじゃん…」と。しかしドラム式洗濯機の購入を諦めた時点で、自動で洗濯から乾燥まで行うことはもう無理なんです。その上で、理想の仕上がりを実現し、かつ最も洗濯の手間を省ける方法、それが「独立の洗濯機を買う」ということでした。
色々と調べた結果、ドラム式洗濯機と比較して「縦型洗濯機+独立乾燥機」のメリットもあることが解りました。
- 一般に、洗浄力はドラム式洗濯機よりも縦型洗濯機の方が高い
- 乾燥機能だけを比較した場合は、ドラム式洗濯機よりも乾燥機能に特化した独立乾燥機の方が高い
- ドラム式洗濯機と比較すると独立乾燥機の方が構造がシンプルであるため、故障しにくい
- 万が一故障した場合、ドラム式洗濯機の場合は洗濯も乾燥も出来ないが、「縦型洗濯機+独立乾燥機」の場合はどちらか一方が故障しても、もう一方は残る。
- ドラム式洗濯機の方が高価
以上を検討した結果、私の結論としては、日立の独立乾燥機を買う、でした。
こちらが現在の我が家の洗濯機置き場です。
乾燥機の購入に合わせて洗濯機も新調しました!前の洗濯機は新卒1年目に買ったやっすいやつで、ホコリまみれでガタも来ていたので。。乾燥機に合わせて日立のビートウォッシュを買いました。
独立乾燥機を使ってみた感想
もう2年近く使っていますが、個人的には大満足です!洗濯物を外に干すっていう作業、地味に手間も時間もかかるし本当に嫌いだったんですよね。何よりも、天気を気にしなくて良いっていうのが精神衛生上良いです。外に干すにも天気が良くないと干せないし、部屋干しだと生乾き臭くなっちゃうし。仕事で遅くなる日なんて、朝は晴れてても夜から雨とか、夕立があったりすると結局乾かないなんてこともよくあったし。
その点乾燥機は便利ですね、スイッチ一つで乾燥が始まって、完全に乾いたら勝手に止まるので。洗濯機から乾燥機に入れる手間はありますが、ベランダに持っていくわけじゃなくて下から上に持ち上げるだけなのでそこまで大変じゃないんじゃないかなと思います。体感としては今までの洗濯・干すという作業と比較して7割くらい楽になったかな。
将来について(やっぱりドラム式が欲しい!)
独立乾燥機は、これはこれで便利なのですが、やはりいつかはドラム式洗濯機が欲しいです。洗濯物の投入から乾燥まで、全自動でやってくれるっていうのはすごい便利だと思います。
なので、今の洗濯機と乾燥機が潰れるまで使い倒して、もう限界かなってなったら、ドラム式が置ける家に引っ越そうと思ってます。
本記事が、洗濯を楽にしたいけどドラム式洗濯機が置けないという方のご参考になれば幸いです!
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