こんにちは、LOVEです。
私は先月(2018年2月)末を以て、勤めていた会社(仮に㈱ブタとしておきます)の最終出勤日を終えて、
現在有給消化中です。
すなわちLOVEは今、「退職する人間の手続き」に関してトップレベルに詳しい人間ということになります。
退職手続きについてはみなさんも、
「退職願出すんだよね」
「有給消化するんだよね」
「健康保険や退職金の手続きするんだよね」
等々、なんとなくご存知かもしれませんが、
全てを理解していらっしゃる方は少ないと思います。
人生の中でそう何回も経験する事はないので、ご参考になればとの思いで、
今回から3回に渡って、
LOVEが経験したことを、時系列を交えて具体的にお伝えしたいと思います。
【勤務体系】
まずは、私がどのような組織で、何の仕事をしていたのかをお伝えします。
㈱ブタは、社員数百人程度、資本金1億円以下の、絵に書いたような中小企業のメーカーでした。
開発部に所属し、日々製品開発の業務に従事していました。
勤続年数は大学卒業直後から6年間でした。
LOVEに役職は無く、いわゆる平社員で、直属の上司は30代のブタ課長で、
その上のブタ部長は40代でした。
【2017年12月下旬】退職の意思を伝える
ブタ課長に退職の意思を告げました。
…とまぁ、今思い返せばどうってことないのですが、
「強く引き止められたら怒られるかな」とか、
同僚への迷惑等考えるとやはり言い出しづらく、
2週間ほど、溢れる想いを伝えられずに悶々とする日々が続きました。
それはまるで、携帯もない小学生の時代に、放課後好きな子を呼び出して
告白するときの様な、胸がキュッと締め付けられるような気持ちでした。
既に退職する気であることを伝えていた後輩には「チキンさん♪」
と馬鹿にされる始末。。
ようやく、意を決して会議室を予約し、ブタ課長を呼び出して伝えました。
二人きりの会議室で向かい合い
「単刀直入に申し上げますが、会社を退職したいと思っています」と言うと、
ブタ課長は「非常に残念だけど、仕方ないね」と、心惜しくも受け入れてくれました。
実はブタ課長もこの会社へ転職してきたということもあり、
その点では気持ちを非常に分かってくれました。
その場で、「退職した後はどうするのか」を伝えたり、「最終出勤日はいつにするか」を詰めました。
退職願を出してから退職するまでの期間は以下の様な民法上の規定があります。
民法に「期間の定めがない場合は、原則2週間前(月給制など期間によって報酬を定めた場合は、賃金計算期間の前半)までに申し出る」と定められている
但し、実際のところはケースバイケースだと思います。
「2週間以上引き留められるなら訴えてやる!」
などと意気込んでも、世間体上、精神衛生上良いことはありません。
そもそも「原則2週間前までに申し出る」と規定されているのであって、
「2週間以上拘束した場合は違法」ではありません。
上記記事にもありますが、後腐れなく、円満に退社することを目指しましょう。
LOVEの場合も、ブタ課長から「引き継ぎ作業のことを考えると最低でも1か月は欲しい」との要望があり、
2018年の1月末を最終出勤予定として、まとまりました。
ブタ課長は非常に仕事が早い方で、
今回に関しても私との話し合いの直後にブタ部長に伝えていました。
退職手続きが始まるまでの稟議については、組織体系にも依ると思いますが、
㈱ブタの場合は
LOVE→ブタ課長→ブタ部長→ブタ本部長
の順番で、開発本部で摺り合わせをし、
その上でブタ本部長から総務へ伝えるというフローでした。
補足ですが、退職しようと決めたらまずは、直属の上司に口頭で伝えるのがベターです。
いきなり「退職願」を出してしまうと、一方的な法的な書面の提示に
上司も構えてしまい、印象があまりよくないです。
また、上司を飛び越えて総務部長とか、社長に直談判するのも組織運営上よろしくないです。
上司のメンツが立ちませんし、当たり前ですが組織人事の問題は誰か一人の意思では決められません。
まずは「相談」というスタンスで直属の上司に退職の意思を伝えて、
円満に退職するためにこの先どう行動していくかを決めましょう。
次回の記事で【ブタ部長からの呼び出し】~【引き継ぎ、身辺整理】
を書きたいと思います。
次回へ続く→
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